■ ID | 877 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 河川底質中ダイオキシン類汚染のPMF法による汚染源解析 |
■ 著者 | 竹田翔
横浜国立大学 益永茂樹 横浜国立大学 細野繁雄 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第43回日本水環境学会年会、平成21年3月16日 |
■ 抄録・要旨 | 底質のダイオキシン類汚染が判明している埼玉県内の河川調査データに対し、埼玉県は重回帰分析法による汚染源解析を試みているが、燃焼、農薬2種(CNP、PCP)およびPCB製品のダイオキシン類組成情報を用いただけでは、特にPCDFsについて、十分な説明ができていない。そこで、同データに対しPMF (Positive Matrix Factorization)法を適用して、汚染源解析を試みた。
重回帰分析法では十分に説明できていなかったPCDFsは、PMF解析では燃焼と未知汚染源により説明された。未知汚染源による汚染は、汚染状況がPCB製品(KC-400)とされた因子と類似しており、この因子と同時期に、汚染範囲の中流に流れ込む水路近傍に発生源が位置していたと推定された。 |
■ キーワード | 河川底質、PMF、ダイオキシン類、PCDFs、未知汚染源 |
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